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1歳半健診で大泣き。これって発達障害?

  • 2020年9月9日
  • 2020年9月9日
  • 子育て
  • 31回
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1歳半健診で我が子が大泣きをして困った経験はありませんか。普段の生活の中で大泣きをする我が子に困っている保護者の方も多いと思います。

癇癪(かんしゃく)とは

大声をあげて泣いたり、激しい奇声をあげて暴れたりするような状況を言います。一般的には2~4歳ごろから見られるようになり、5歳ぐらいには落ち着いてくることがおおいとされています。しかし、場合によってはそれ以降も続くことがあります。

癇癪の原因

一般的に癇癪を起こすのは、今困っている原因を取り除こうとするためであることが多いです。例えば、自分が食べたいものがあり、それを手に入れるための手段として癇癪を起すのです。言葉が上手く使えない場合の、自分の意思を伝える1つの方法といえるでしょう。

もう一つの原因として、自分自身で感情のコントロールができなくなってしまっているということが挙げられます。言葉を変えるとパニックになっている状況です。初めは怖さや、自分の思いを通すためであった怒りの感情が、自分自身の中でどんどん大きくなることによって自分でコントロールすることができなくなるのです。

癇癪の対応

自分の思いを通すための行動であると考えられるため、自分の気持ちをしっかりと持つことができているという成長の表れでもあります。まずは、「そっか、初めての場所で緊張したんだね。」「なにをされるかわからなくて、不安だったんだね。」というように、不安だったことや怖かったことなどをしっかりと受け止めてあげるようにしましょう。

癇癪が起きている間は、自分で気持ちのコントロールをすることが難しい場合があります。ですから、いやだと思われるものから離れたり、気分を変えたりすることも必要です。そして、落ち着くまでの間、けがをしたりしないように安全を確保することが大切です。話ができる年齢であれば、落ち着いたあとで、何が嫌だったのかと話を聞いてあげることが大切です。また、癇癪を起こすのではなく、「●●はいやだ。」と言葉でいえばいいんだよというように、どのように対処すればよかったのか一緒に考えることも重要です。

相手にしてほしくて暴れる

癇癪とは少し違いますが、子どもによっては親に相手をしてほしいから暴れるような場合もあります。普段から子どもにあまり関心がない親がいたとします。ある時、子どもが大声で泣くと「大丈夫?」というように、心配をしてくれたとしましょう。すると、子どもは「暴れたり大きな声を出すと、お母さんは僕のことを見てくれる。」と学習するのです。これが何度も続くと、子どもは親の気を引くために暴れたり、親を困らせたりするようになります。これを「誤学習」といいます。この場合は、日ごろから子どもとの関わりを増やすことが重要です。このような状況になってしまっている場合は、いい行いをしたときにはしっかり褒め、暴れたりした場合にはあえて大げさな反応をしない「意図的無視」が必要となります。

発達障害での癇癪

脳のある部分の発達が遅れていたり、うまく働かないことによって起こる障害を言います。染色体の異常であったり、様々な疾患が原因となることもありますが、原因がはっきりしていない場合も多くあります。

自閉症スペクトラム障害(ASD)

いつもと違う流れや、予想していないことが起こるとパニックになってしまうことがあります。小さいころの発達を見てみると、ことばの遅れがあったり、指差しが少なかったりというようなことがあります。タイヤや扇風機など回るものが好きであったり、一人遊びに夢中であったりします。集団が苦手な場合が多いです。自分の要求を表すために、相手の手を使ってほしいものを表そうとするクレーン現象というものもよく見られます。

注意欠陥多動性障害(ADHD)

生まれたときから育てにくく、癇癪を起したり言葉が遅かったりすることがあります。急に走り出したり乱暴な場面が多かったりします。友達との関わりが苦手で、人ともうまくかかわることができないようなことが多いようです。

気になることはメモ

子どもの発達には大きく差があり、落ち着きがないことが多いため、発達障害の診断を2歳以前の段階で行うのは難しいことです。初めての子どもの場合には、それが、落ち着きがないのか、それとも年齢相応なのか見極めるのも難しいでしょう。いずれの場合もしっかりと子どもを見ていく上で、気になることをメモしておき、1歳半健診や3歳健診のときに相談をすることがよいでしょう。