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赤ちゃんのあせも

  • 2019年5月8日
  • 2019年5月6日
  • 子育て
  • 137回
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赤ちゃんは汗をかきやすいって知っていますか?

人間の体には約200~500万個もの汗腺があります。これは子どもも大人もほとんど変わりません。ということは表面積が小さい分だけ赤ちゃんは汗腺が密集しているということになりますよね。だから赤ちゃんは汗をかきやすいんです。

汗腺について

実はこの汗腺、大きく分けて2種類あるんです。

エクリン汗腺

全身のほとんどの場所にあり、暑くなった時などに体温を調整する機能を果たしています。出てくる汗は無味無臭です。99%が水分であるといわれています。

アポクリン汗腺

これは特にわきの下に多く存在している汗腺で、出てくる汗は白く濁っており、においの元になる成分を含んでいます。

汗自体はにおいがないのですが、たんぱく質や脂質などを含んでいるので、これらが皮膚の表面にいる表皮ブドウ球菌やアクネ菌などによって分解されることによって、独特のにおいを発生させることがわかっています。これらの臭いがわきがなどの原因にもなるものです。基本的にはわきの下や陰部などの毛が生えているところにしかありません。

あせもとは

あせもとは、この汗腺が汗などによって詰まってしまい炎症を起こしたものです。

あせもは大きく分けて3種類あります。

紅色汗疹(こうしょくかんしん)

一般的なあせもと呼ばれる赤いあせもです。赤くて小さなぶつぶつができ、汗をかくと刺すような痛みがあります。

水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)

白いあせもと呼ばれ、1~3mm程度の小さな水ぶくれができます。あまりかゆみを感じることはありません。放っておいても3日程度で自然と治ることが多いようです。

深在性汗疹(しんざいせいかんしん)

皮膚が赤くなったりかゆみをともなったりということはありませんが、体内に熱がこもることで熱中症につながることがあります。どちらかというと青みがかった白色のものが広範囲に及んで発生します。熱帯地方で発生することが多く、日本で発生することは非常にまれです。

あせもが起こりやすいところ

あせもが起こりやすいのは、汗腺がたくさんあり汗をかきやすいところや、汗をかいた後で蒸れてしまいやすいところが挙げられます。具体的には汗をかきやすいおでこ、首回り、背中(特におむつをとめる腰回り)、しわなどになっていて蒸れやすい手首やひじ、ひざの裏、股などです。

あせもを防ぐには

皮膚を清潔にする

あせもは、皮膚にある汗腺が詰まることによって起こるため、皮膚を清潔にして汗腺が詰まらないようにすることが大切です。具体的にはお風呂に毎日入る、石鹸で洗った後はしっかりとお湯で流す、汗をかいたらそのままにせず、濡れタオルなどで拭くと言ったことを意識してみましょう。

蒸れないようにする

蒸れないように環境づくりをすることも大切です。例えば、おむつは通気性のいいものを使う、汗をかいたらきちんと着替えさせるといったことです。上ばかり向いて寝る場合には背中が蒸れやすくなるので、通気性の良いパッドのようなものを敷くこともよいでしょう。

保湿をする

これは意外かもしれませんね。保湿をして肌を乾燥させないことが大切なのです。でも、さっき蒸れないようにするって言ったじゃん。と思いますよね。

実は皮膚が乾燥してしまうと、皮膚の表面の角質層が乱れて隙間だらけになってしまいます。すると、その隙間に汗が染みこんでしまい「あせかぶれ」という状況を引き起こします。もちろん保湿クリームを塗りすぎてしまっては汗腺が詰まってしまいますが、適度な保湿はお肌のためにも必要なのです。

あせもになってしまったら

しっかりと様子をみましょう。

このうち、水晶様汗疹は放っておいても治るのであまり気にしなくても構いません。ただし、かきむしったりすることで菌が入り込み炎症になることもあるので、お父さんやお母さんがしっかりとみてあげることは大切です。

市販薬で様子をみましょう。

紅色汗疹はかゆみがでるため、ついかきむしってしまい、症状が悪化することがあります。市販で販売されているあせも用の軟膏などを塗って様子を見ましょう。一般的にかゆみ止めが含まれているものが多いです。

かゆみが強い場合、大人であれば外用薬のステロイド剤がありますが、赤ちゃんの場合皮膚自体が薄いため、できれば病院を受診し適切な薬を処方してもらうほうがよいでしょう。それが難しい場合などはきちんと薬局で薬剤師さんに聞いて、薬を選びましょう。

ひどくなったら病院に

あせもが長いこと治らず、かゆみが原因で泣いたり、あせもを掻いて化膿したりした場合には病院に行くことをおすすめします。病院で薬をもらえば、たいていの場合長くても1週間程度で症状が落ち着くことが一般的です。

ベビーパウダーを使うなら予防に

ベビーパウダーはしっかりと水分をとったあとで薄くつけることで予防効果はありますが、汗腺を詰まらせてしまうことにもつながるので、たくさんつけることはお勧めしません。また、あせもになってしまったあとは同様の理由からつけない方がいいでしょう。