浴室と風呂の違い
一般的に日常会話では浴室は使いません。浴室はビジネス会話で用いられることが多いです。一般的にさしているものは同じと考えて問題ないようです。
確かに次のような場合、後者の方が自然ですよね。
「浴室に行ってくるね」→「お風呂行ってくるね。」
「お風呂のデザインはオレンジ色です。」→「浴室のデザインはオレンジ色です。」
さて、ちょっとして豆知識はこれぐらいにして今日の本題です。お風呂はいろいろなものを洗うことがあります。また、普段から高温多湿なので、カビなどが生えやすく、それによって匂いがすることがあります。場合によっては下水のようなにおいがすることもあります。それぞれの匂いにはどのような対応が必要なのでしょうか。また防ぐための方法はどのようなものなのでしょうか。
下水の臭い・硫黄の臭い
これらの腐ったようなにおいの原因は、長期間風呂を使っていなかったために、お風呂から下水道につながる途中で匂いの逆流を防ぐために溜めてある水が蒸発してしまっていることが考えられます。長期間しない場合には、排水をする場所にラップを張り、養生テープなどで隙間を埋めましょう。そうすることで匂いの逆流を防ぐことができます。
対処方法
水をしっかりと流して、下水道と浴室の空気が交わらないようにします。
ドブのような臭い
これは排水溝のあたりの汚れが原因のことが多いです。これは排水溝の掃除が大切です。
対処方法
重曹を振りかけてしっかりとこすりヌメりをとりましょう。そのあとで、200ccのお湯にクエン酸小さじ1を混ぜたものを排水溝に注ぎましょう。重曹と反応し泡が出てきますが、炭酸ガスなので、健康に問題はありません。
お風呂の水が臭い
風呂釜の汚れが考えられます。これは、お湯を沸かす装置の汚れで、風呂を沸かすとお風呂に入っていないのにすでにお湯が汚れているなどの状態になります。
対処方法
風呂穴の上まで水を溜めて漂白剤をカップ2杯程度入れます。少し高めの温度に設定して追い炊きをしましょう。数時間放置して再度追い炊きをし、排水しましょう。
これでも改善しない場合には、業者にお願いをするとよいでしょう。アレルギー性皮膚炎などの原因にもなるので、しっかりと掃除をしましょう。
カビの臭い
浴室の床や壁、天井のカビや汚れが原因のことが多いです。クエン酸を薄めたものをスプレーし、汚れがひどいときはカビキラーなどを使いましょう。それでも匂いが取れないときには、換気扇を疑いましょう。1年に1回は掃除をするようにしましょう。