新生児は毎日耳掃除
赤ちゃんはお母さんのお腹の中で羊水に浸かっています。そのため、耳の中に胎脂と呼ばれる汚れが詰まっています。ですから、生後半年ぐらいまでは、毎日耳掃除をしてあげましょう。新生児の耳はとてもデリケートなので、あまり力を入れず、優しく行うことがポイントです。
半年過ぎたら月1回
半年過ぎたら週一回程度でも十分です。ある程度大きくなったら月1回程度でも問題ありません。逆にたくさんやりすぎると、耳の粘膜に傷がついて、外耳道炎になることもあります。
先日も、耳掃除で細菌が入り、耳道の近くにある脳にまで影響を及ぼし、命に係わる状態になったというニュースもしていました。1回の耳掃除片方は1~2分で十分です。あまりやりすぎないように注意しましょう。
ただ、耳垢の量などは、子どもによって違います。そのため、必要な回数などにも違いがありますので、心配なら病院で診てもらってもいいかもしれません。
お風呂上りなどがおすすめ
お風呂から上がってすぐだと、耳の中もある程度潤っていて、耳垢が取れやすいように感じます。ただ、耳かきを嫌がる赤ちゃんも多いですよね。
我が家では、お風呂上りにミルクをあげながら耳かきをしています。ミルクを飲んでいるので泣くこともありませんし、おとなしくしてくれます。
完璧はやめよう
ついつい耳垢が取れると楽しくなってしまって、きれいに取ろうとすることがあると思いますが、完ぺきに取る必要はありません。耳かきをしなくてもある程度の汚れは自然に排出されるようになっています。ですから、目で見える部分だけでも十分です。過度に耳掃除をして傷つけてしまうことの方が問題です。
1cm程度まで
綿棒は奥の方まで突っ込んではいけません。綿棒の先から1cmぐらいのところを持ち、あまり奥に行き過ぎないように気を付けながら掃除をしましょう。