いつもyoutubeを見ているりゅうくんです。今日見た動画から、参考になる部分を書き出してみました。気になる方向けに、動画も貼っております。
【格言】
・塵も積もれば山となる。
(1秒も集まれば1年となる)
【この動画で学んだこと】
・効率化をすることで、時間短縮でき、人件費を減らすことにつながる。
・時間を減らすことができる器具や道具などを効果的に使う。
【今後身に着けたいこと】
・効率化をするコツ
・色が持つ心理的効果
・新人教育の仕方
サイゼリヤが低価格を維持できる理由は
原材料が値上がりしている昨今、どのようにして飲食店は値段を維持しているのでしょうか。低価格で有名なサイゼリヤの裏側をみてみましょう。
効率化が人件費を減らし低価格に
サイゼリヤでは、ほとんどの商品が500円以下だそうです。これを実現できているのは、キッチンをピーク時以外1人で対応できるようにすることで、人件費を削減しているからだそうです。そのために、様々な効率化を行っています。
15品作るのに10分
短時間で料理を作るために、どのような工夫をしているのでしょうか。動画では、試しに5人分15品を作っていました。すると、かかった時間は9分58秒。たった一人でこの時間はすごいですよね。
直前まで調理しておく
サイゼリヤでは工場で野菜をカットして、店舗に運ばれるそうです。店舗では、空いた時間にサラダなど、できるものは盛り付けまでしておくそうです。また、商品によってはお皿に準備しておいて、オーブンで焼くだけで商品が提供できるようにしてあるのです。
最初にスープを電子レンジで温め、その間にサラダを提供します。素早く提供するものをお客様に出すことで、なかなか商品が出てこないという不満も減らすことができるのでしょうね。
使うものは一か所にまとめておく
オーブン料理の材料はオーブンの近くにある。スパゲティーも移動しないで作れるように、1か所にまとめてあるなど、数歩動くだけで料理が作れるように置き方を工夫しているようです。
調理器具で時短
トマトを包丁で8個に切ると、時間(約30秒)がかかります。そこで、専用カッター(約4秒)を使う。すると時間短縮になります。熟練の人がやるよりも専用の器具を使う方が早くてきれいなんですね。熟練の人を育てるのにかかる時間も費用も掛かりませんからいいですね。
必要な作業の工程(振る)を減らす
ピンに入ったドレッシングも普通にかけると8秒かかりますが、押せば出るマヨネーズのようなケースにすることでドレッシングをかける時間も半分程度に減らせます。分離しているドレッシングを振る手間を減らすために、分離しないドレッシングを作るなど、小さなことも工夫しています。ほんの数秒でも集まれば大きな時間短縮になるんですね。
1秒の価値は0.22円
時給800円だとすると、1秒0.22円です。
仮に1日20食作るとして、1食作るのに10秒短縮できたとすれば、1店舗で200秒。サイゼリヤは全国に900店舗あるそうなので、1日当たり200×900=180000秒削減できます。
1年間で考えると、180000秒×365日=18250時間にもなります。これを時給800円で考えると、1460万円にもなります。ほんの小さな時間を集まればとても大きなものになるんですね。
モップ掛けのルート
サイゼリヤではモップ掛けのルートを決め、同じところを2度拭かないようにしました。これで20分かかっていた作業時間が10分に短縮されたそうです。すべての店舗でその順番は同じだそうです。これだと、違う店舗に移動になっても困りませんね。指導にかかる時間を減らすこともできます。
商品開発
1つの商品に使われているベーコンと同じベーコンを違う商品にも使うことで加工の手間も減らせるし、たくさん仕入れて安く提供することもできるのだそうです。新しい商品を作るときには、今までにある具材を組み合わせて新しい商品をつくることで、コストダウンできるようです。
色の効果
社長室は赤、会議室は黄色など、色が持つ効果も利用している。
ちなみに、赤はアイデアを生み出しやすくなる色、黄色は知性をかきたてる色だそうです。
他の色にどんな効果があるのかはまた見ていきたいと思います。
職場のレイアウト
仕事をするスペースは、社長が一番後ろで全体を見る形にしているようです。雑談を防ぎ仕事の効率化を高める学校のような一方向を向いたレイアウトにしてあるそうです。職場の無駄のないレイアウトも大切ですね。